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月明かりのロリ淫魔~裏切りレベルドレイン~【R18小説】

「……報告は以上だ」
「夜遅くまでお疲れ様でした、勇者様。お気をつけてお帰り下さい」

――ようやくギルドでの活動報告が終わった。
今日受けた依頼は「サキュバスの討伐」。
4人パーティの俺たちは手分けしてサキュバスの巣を探しだしたが、発見した巣の中はもぬけの殻だった。室内に魔力が残留していたことから、さきほどまでここにいたことが伺える。おそらく俺たちが捜索していることに気づき、未然に逃亡したのだろう。
サキュバスの中には魅了した人間と一緒に住み、隠れ蓑として利用する狡猾な奴もいると聞く。憶測になるが――既にこの街に侵入してどこかへ潜んでいる可能性が高い。
戦闘能力こそ低いものの、魅了の力で冒険者を操り、レベルや持ちもの、それに強い心……旅を続けるのに必要なあらゆるものを奪っていくため、サキュバスはかなり危険度の高い魔物として扱われている。この近辺でも多くの冒険者が被害を受けているらしい。

そのサキュバスの名は<リリア>という。
被害者の大半は寝言のようにその名を連呼し、無気力の廃人と化している。

……本来、国王より命を受け、勇者一行として旅をしている俺たちは、ギルドの依頼を受けるようなことはしない。だけど、冒険者たちもかなり手をこまねいていて街への被害は広がる一方。そこで、たまたまこの街を訪れた俺たちに白羽の矢が立ったというわけだ。

仲間には先に宿へ戻ってもらっている――。
俺も早く帰って明日に備えよう。

まだ夜更けともいえない時間なのに、街の明かりはほとんど消えている。
サキュバスは夜に活動的なのもあり、この時間は皆襲われることを恐れて出歩かない。

ここの歓楽街を横切れば、もう数分で宿にたどり着く。
へとへとになった体が悲鳴を上げ始めているが、もうひと踏ん張りだ。


「…………おにーさん」
「ん?」

声の主を探す。

――薄暗い路地裏から体を半分だけ覗かせている人影があった。
赤茶けたローブで全身を覆い、顔もフードで隠れて見えない。声は女のもの……背丈は人間の子供ほどしかなかった。

「冒険者さんですよね。
 私とイイコト……しない?」

――……間違いない、淫魔だ。

容姿は見えなくとも魔力でわかる。
あきらかに魔物のソレだった。

「お前……サキュバスだな」
「!!」

驚きで体を反らしたのがみえた。
サッと身をひるがえし、路地裏の奥へ逃げていく。

「待て!!!」

逃げ出したということはやましいことがあるという事。
つまり間違いなく……クロだ。
話が早くて助かる。
ここで捕まえるか始末するかすれば依頼完了だ。

――追いかけた先は袋小路だった。
退路を塞がれた敵の淫魔は丸ごし。
対する俺にはいつもの剣がある。
形勢は火を見るより明らかだ。

「う~……」
「勇者の俺に声をかけたのが運の尽きだったな」

並の冒険者では魔力までは感じても、それが魔物のものかまでは感知できない。魔力だけで様々な情報を知ることができるのは、勇者ならではの感知スキルだといえるだろう。
俺は背中の剣を抜き、かまえた。


「ま、まって……私は悪くない……。冒険者さん達が勝手に私へ精気を捧げていただけ。何もしなくてもみんなが自分から精気を捧げに来るの……私のせいじゃない……私は何も、してないよぉ……」

「では、自分から襲っていたわけではないと?」

「うん……」

「悪いがそんな言い訳は通じない。ここで倒されてもらう」

淫魔の言葉ほど信用できないものは無い。
やつらは様々な手段で誘惑し、獲物を刈り取る悪魔だ。
ギルドからは捕獲でも討伐でもいいとなっていたが、仲間の手を借りずに捕獲するのは厳しい。
悪いがこのまま――









「ほんとだよぉ…これが…証拠……みて♥」
「……な、あっ」

ローブの前が淫魔の手によりはだける。
隙間には胸と秘部だけを薄い布で覆っただけの、ほぼ裸の少女が覗いてみえた。
月明かりに照らされ青白く輝く乳白色の肌からは不思議な魔力を感じ、心が強く引き寄せられるようだった。ほんの少し見えているだけなのに、欲情がみるみる込み上げていくのがわかる。
俺は淫靡なカラダの釘付けになった。

「私の身体ってとても魅力的みたいで……巣の周辺で出会った冒険者さんは男女関係なく夢中になっちゃうの……。勝手に見抜きしたり、強引に私のカラダを弄んだり……中には……そのままココに挿れちゃう人も……いるの。人間は淫魔の魔力に当てられやすいみたい……」

つるつるの膣穴が両手で広げられる。
ニチャという音がこちらに届くほど響き渡り、膣の奥から粘性の汁がにゅるりと滴り落ちて地面を濡らす。

「私……濡れやすくて……おま〇こだけじゃないの…。汗もかきやすくて全身がすぐぬるぬるになっちゃうから……その……すごく、イイみたいだよ?」

しなをつくりくねくねとカラダを見せつけてくる。
ローブで見え隠れする胸、お腹、腰のライン、尻、太もも……あまりに扇情的なローブ内の情報量に頭が焼きつきついていかない。
外見は子供なのにカラダは人を狂わす魔性そのものだった。

「はあ……はぁ…………」

「くすっ♥私のムチムチなカ・ラ・ダ♥
 触ってみたいって今、思ったでしょ♥」

「ぐ、そんな……おもうわけ……」

「これからはもっと人目につかない所で暮らすようにするよ。
 だから……見逃して?♥」

「ば、信じられるわけないだろ……!」

「そんなぁ……ほら、私の眼をみて?
 これがウソを言ってる眼に見えるの?」

俺はつい反射的に目の色を確認してしまった。
フードを被って見えないはずの眼。
それが赤くあやしく光り輝き――
俺の脳裏を貫いた。


キィィィィィイイイ―――――♡

「あ、が…ぁ」

握っていた剣が地面に落ちる。

――眼をみて一瞬の間もなかった。
まっさらの空白に頭は染まり、全身の力という力が抜け落ち……果てた。

“とぷん、とぷん、とぷん…………♡”

やさしくて甘い射精――。
肉棒に一切の直接的な刺激はなく、赤い瞳を覗いただけ――それだけで全身は快楽に打ち震え、弛緩し、絶頂とともに白く濁った液が尿道からゆっくりと漏れ出た。

「……ね……ウソなんてついてないって……わかったでしょ……?こんなに気持ちよくしてくれる相手が敵なわけないって、おにーさんならもうわかるよね……?」

淫魔がじりじりとにじり寄ってくる。
まずい――
一旦距離とるべきだ。
体を動かそうとする。

「あぐ…く…くるなぁ……!」

だが――動かない。
両ひざが地面についたまま動いてくれない。
体勢を立て直せない。
手を前で払うのが精一杯だった。

「おにーさんには~……♥
 私のこと……もっと知ってほしいな……♥」

さっきの瞳による影響か……脳に直接話しかけられているかのように淫魔の声が反響する。

「私ね、おにーさんがしてほしいことしかしないよ♥イヤがることは絶対にしない♥損することはしない♥よろこんでくれるコト、勇者くんがしてほしいコト……私にしかできないすごいコト……信頼してくれたらたくさんしてあげられるんだよ♥きょうみ……あるでしょ?」

もがいているうちに淫魔はもう目の前まで近づいていた。
ローブがゆっくりと広げられていく。
それはまるで、獲物を狩る捕食器官のようにみえた。

「ねぇ~……」

「『ロリ淫魔とナイショの契約、しよ♥』」

ローブに身体が包まれていく。
俺は何も抵抗することができず――
淫靡な空間へと取り込まれていった。

《淫魔の抱擁》♥リリア・チャーム

「アッ………」

淫魔の身体が薄く輝く。
月明かりだけの夜の路地裏。
ローブの中は暗闇のはずだった。
なのに視界一面にピンクの霧が漂い、少女のおなかも胸もはっきりとみえる。

勇者としての直感が――
絶対に今呼吸をしてはならないと訴えた。
それでも――吸いたいという強い欲求に逆らえず……
俺は一気に深呼吸をした。
(スーーーーー…………)

“むあぁあぁああっぁああ……………♥♥♥”

「これ゛ぇ!!ぎぼぢいいぃぃぃぃぃっっっ!!!!」

“びゅう!びゅびゅびゅびゅびゅ~~~~~!!!!!”

俺の股間は少女の匂いに耐えきれず暴発する。

「すごいでしょ~~♥私の汗や匂いって人間が触れちゃうと性感帯みたいに全身ビンビンになっちゃうんだよ♥感じすぎてわけわかんないね♥そのままおにーさんは脳みその奥までぐずぐずに溶けて、きもちよーくイキつづけるんだよ♥こんな快感、他じゃぜったい味わえないんだから♥たくさん吸っておこうね♥」

顔に両手を回されてがっちりと掴まれ、胸の谷間の汗が顔にべったりとこびりつく。ピンクのフェロモンはぎゅうぎゅうと押し付けられるたび周囲に舞い上がり、皮膚をくすぐり撫で上げ、意思を持っているかのように快感を増幅させるよう弄る。
神経が剥き出しになったかのように全身が熱い。

「ほーら、息を吸って~……」

声に合わせて息を吸う。

「吐いて~」

吐いたその拍子に……

“びゅるっびゅる……びゅるぅ……”

「はぁっ…はぁあぁああ……っ」

「くすっ……お漏らしきもちーね♥」

こんな簡単にイクなんて……。
直接性器を触れられてもいないのに、竿は衰えることなく怒張し続け次の射精への準備を進めていた。
意思とは関係なく膨れ上がる快楽に抗えない。


「ねえ聞いて……。おにーさんは騙されてるよ。淫魔の味方のおにーさんがどうして私を襲ったとおもう?ずっと淫魔のために戦ってきたのにおかしいよね?きっと悪い人にそそのかされたか、操られてるんだよ。でも大丈夫っ!私ならその洗脳を解いてあげられるよ。私のフェロモンで目を覚ましてぇ……♥」

“もふ♥もふんっ♥もふっ♥”

「あふぅ……ふぁぁあああ……」

虚飾に満ちた言葉――
それは理解している。
なのに、この淫魔の言うことを真実だと思い込もうしている。言われたままを受け入れようとしている。

体内ではピンクのフェロモンが蠢き回っているのが心地いい。
まるで俺を新しく作り変えているようだ……。

「私が悪いモノぜんぶぴゅっぴゅしてあげる♥
 変なものがつかないように、私色に染まろうね♥」

内側からはフェロモン、外側からは淫魔の肉感と汗が襲い、逃げ場を無くした感情が精液となって零れ落ちる。その精液には今まで培った大切なモノまで混じっていると、残ったわずかな理性でわかった。

だけど自分の意思では止められない。
おそらくもう、手遅れなんだろう。


何度も何度も射精した。

カラダの痙攣が止まらない。


ないはずの精子がまだ出ている。

快楽に夢中でイキ続ける。


俺は使命も何もかも忘れ――

目の前の少女の虜になっていった。









ぎゅむっ♡
(はうっ……やわらかい……)
あどけない表情で無造作に押し付けてくる肢体の柔らかさに庇護欲を掻き立てられる。

耳元に顔が近づき――


「……リ・リ・ア♥」

――ズクンッ…………

言葉を聞いた瞬間、胸の奥まで何かが染み渡っていく。
俺はずっと前からこの名前を知っている……。
心が安らかになるような感じ――
安心感があって……ここちいい――

「私のなまえはリリア……リリアっていうんだよ……覚えてね……♥」
「あ、ああ……」

「リリア……♥リリア……♥リリアだよ……♥
 リリア……♥リリア……♥リリア…………ぴゅっぴゅ……♥」
「あぁ……あぅぁ……ぁ」

“とぷん…とぷん…とぷん…”

耳元でナマエを囁かれると溶けていった。
尿道からは服従の証が垂れ流される。

「リリアのなまえ、好きな時に呼んでね♥
 言葉にするたび気持ちよくなれるから♥
 リリアの奴隷だけの特権だよ♥」

そっか……
こんな大事なことを忘れていたなんて……。

俺は――
リリアちゃんの奴隷として生まれたんだった……。

「一緒に…………行こ♥」

「……………うん」














――3日後、サキュバスの巣の中。

「はぁはぁ……リリアちゃん……リリアちゃん……♪」

仰向けになった俺の上に、ムチムチのわがままボディがのしかかる。
股間に勢いよく打ち付けられたリリアちゃんの局部に、俺の肉棒がずっぽりと納まる。小さい身体からみてアンバランスなほどの肉厚な太ももが竿を縦横無尽にこねくり回し、快感を流し込んできた。

「必死に頑張って溜めたレベル♥
 ぜ~んぶここで出しちゃおうね~♥」

リリアちゃんに跨られて数時間――。
もう何度射精したかわからない。

「ぴゅっぴゅっぴゅー♥
 レベルを吸い取るぴゅっぴゅっぴゅー♥」

“びゅるるっ!!びゅるぅううう!!!!”

俺の上を踊り跳ね回るリリアちゃんに合わせ、精子がとめどなく噴き出る。
射精するごとにレベルが吸い取られ、俺はもうリリアちゃんの魔力を感じることもできないほどにレベルダウンしていた。

「勇者くんってずいぶんレベル溜め込んでたんだねー♥はじめてリリアのおうちに来た時は4人とも強そうで、リリアじゃ敵わないな~って思ったけど……勇者くんがひとりの時を狙って正解だったよ~♥

ぬちぬちと音を立てて圧迫してくる太ももの上から少しだけ覗かせる亀頭は、精液や汗、リリアちゃんの分泌液……あらゆる快楽物質に溢れ、悦びの涙をこぼしているようにさえみえる。

レベルを吸われる瞬間は天に召されるほど気持ちよく、本当に死んでしまうんじゃないかと思えるほどだった。
――このまま死ぬのかもしれない。
でも、リリアちゃんに搾り殺されるなら俺は――




ふとーー左手に目がいく。
薬指にはめられている指輪――。
それがわずかに光っていた。
確かこれは誰かからか受け取ったものだ。

なんだ――
大切なコトを忘れている。

俺の……
今なすべきことは……

【指輪の力をつかう】






















“ずりゅりゅりゅりゅりゅううう♥♥♥”

「はぁあぅううう♥♥♥♥」

太ももがずぶずぶと絡みつく。
肉棒だけじゃない。
理性、信念、やるべきこと。
自分をかたどるモノがこの肉の中へ沈み込んでいく。
快感と共に吸い込まれていく。

「しゅごいぃぃ……ふぁぁ……♪♪」

「余計なコト考えちゃダメ♥
 えっちなコトしか考えちゃダメ♥
 ムチムチふとももきもちーでしょ♥
 リリアはいつでも一緒だよ♥
 いっぱい溺れて♥
 たくさんぴゅっぴゅ♥
 それだけしてればもういいの♥
 ぜんぶポイポイ捨てちゃって♥
 あとはリリアに任せてね♥」

完全魅了された心はもう状況を疑わない。
あるのはリリアちゃんの言葉だけ。
リリアちゃんだけいればいい。

「リリアは勇者くんの得になることしかしないよ♥淫魔のカラダでぬきぬきする気持ちよさ、もう忘れられないでしょ♥淫魔のカラダに魅了されるとしこしこ止まんなくて幸せでしょ♥これからはいつでもリリアがシてあげられるよ♥」

囁かれる声が脳内を侵すようにこだまする。
冷静に状況をみる判断などとうにできるはずもなく……――


「おい!サキュバス!いるんだろ!?でてこい!!」

――…………。
巣の外からどなり声が聞こえる……。

「これをみて♥」

リリアちゃんが指をさすと空中に映像が浮かび上がり、そこには外の様子が映し出されていた。
戦士の男1人と魔術師の女2人がみえる。

「この人たちは悪い人だよ♥
 リリアこのままじゃ倒されちゃ~う♥
 こわいよ~♥
 勇者くん助けてぇ♥
 リリアのために戦ってぇ♥
 悪いやつをやっつけてぇ♥
 ねぇ……♥
 お・ね・が・い♥」

うんうんと虚ろに頷く。
リリアちゃんの言う事を聞いてさえいればいい。
それだけでいいんだ。
俺はただの奴隷だから……。

「もし無事に倒せたらぁ…… 今度はこの中でおちんちんかき回していいよ♥淫魔の肉壺でぬぷぬぷぴゅるぴゅる♥たくさん中出ししてた~くさん子供作るの♥淫魔と勇者の子供なんてすてきでしょ♥はやくリリアといっしょに、なろーね♥ぎゅむぎゅむ~っ♥」

リリアちゃんか両手を背中にからませ抱きついてくる。
尚も太ももが触れている肉棒はひくつき、空っぽになった精巣は精子を出そうと試みている――だけどもう何も出ない。伽藍洞の身体はそれでも反応してイキ続けていた。

「一緒に……なりたい」

「うんっ!じゃあぜんぶ片づけちゃお♥」

「はひぃぃ……♪」

視界が暗くなっていく――――—

――――—

――



















リリアちゃんからレベルを一時的に分けてもらい、俺の身体は強さを取り戻していた。
……むしろ淫魔の力が付与された分、前より強くなっている気がする。

巣の入り口に待ち構えていたのは3人。

戦士は見た所、硬さだけが取り得のデクの棒。
残り二人の女はサポート役の魔術師だろう。
まともな攻撃役のいないパーティだ。
いまの俺ならひとりでもいけるだろう。

「目を覚ませ!」だとか「サキュバスと一緒だなんてどうしちゃったの!?」だとか意味不明な言葉の羅列を投げかけるし、魔術師のひとりに至っては泣き崩れているが……敵のすることに俺は惑わされない。

どこかでみた顔な気もするが……。
倒したあとにでも考えるか。

「はいこれ♥
 がんばってね♥」

リリアちゃんから手渡されたもの。
それは禍々しくいびつな形の剣だった。

――変わってしまったけどわかる。
これが俺の今の武器だっていうこと。
リリアちゃんとの愛の形だということ。

……正直、負ける気がしない。

リリアちゃんを守るため。
俺は――その剣を抜いた。


(bad end)


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モモカちゃんに秘密基地がとられちゃうよ~!【R18小説】

ここは近所の公園の隅っこの木陰。
「やっとできた……っ!」

大きなダンボール2箱の上に1箱のせて、ガムテープで繋げて凸の形になって完成した、ぼくだけの秘密基地。
中はたたみ一畳にも満たない広さだけど、セミがじりじりと鳴く茹だるような炎天下で汗をぬぐいながら作りあげたこの秘密基地は、それはもうかけがえのない宝物に見えた。
――夏休みになって自由研究の宿題が出されたとき、ヒーローに憧れるぼくは秘密基地を作ることにした。でもそれを周りの大人に話すと「そんなものを公園に作ってはいけない」と言って認めてくれなかったんだ。
だからぼくは、こっそりヒミツで作ることにした。
落ち葉をかぶせてカモフラージュもしたし、きっと誰にもバレないだろう。

こうしてぼくだけの秘密基地は完成した。
よし、さっそく中に入ってみ――……

「あーなにこれー!すっごぉ~~い♡」
「わっ」

声が突然きこえて、後ろをとっさにふりむく。

「モモカちゃん……」
「あれぇ~~??ヤマナカ君だぁ♪もしかしてこれ、ヤマナカ君が作ったの?」
「うん……ぼくの秘密基地なんだ」
「そっかぁ。かっこいいね♡」

そこにはツインテールで、レモン色のキャミソールにピンクの短いスカートを履いた、ぼくと同じ位の背丈の女の子がいた。
――近所に住んでるモモカちゃんだ。
下校中や公園で遊んでいるときにいつもちょっかいをかけてくる変わった子で、後ろから突然ワッて大声を出して脅かしたり、ランドセルの横につけたリコーダーをすぐ盗んだりするから、ぼくはとてもこまっている。
同い年だとおもうけど、ぼくの通う学校では見かけたことがない。ただ、やけにたくさんの男子に囲まれて歩いているのを外で目撃したことがあって、その中にはうちのクラスの男子も混じっていた。なんだか怖かったから関わらないようにしていたけど……。

「いれて~♪」

スッと秘密基地の中へ潜り込もうとするモモカちゃん。

「だ、だめっ!」
「え?」

それをぼくは手で遮る。
完成して間もないできたての秘密基地。
一番のりは作ったぼくがやりたいし、なるべく他の人は入れたくない。この基地を見つけることができたモモカちゃんはすごいけど、バレてしまったからにはなんとか内緒にしてもらわなきゃ……。

「む~~~~」

ぷくっとほっぺたを膨らませるモモカちゃん。
モモカちゃんはすごくかわいい。
手で触れられるくらいの距離まで近づいたことで、整った顔立ちやモデルさんのようなスタイルがあらわになり、イヤでも女の子として意識してしまう。
なんだか胸がドキドキしてきた。
でもぼくは心を鬼にして言う。

「ふくれたってダメだよ!これはぼくの秘密基地なんだ。だれも入れられないよ」
「モモカもこれほしー」
「ほしいって、秘密基地を?」
「うんっ。ほしーー!」
「いやいやダメだよ!ぼくが作ったんだもん!!」
「えーーやだー!ほしーー!
 ほしーーほしーー!!ほしーー!!」

手足をばたつかせておねだりしてくる。
いくらかわいくても、こればっかりはわたすわけにはいかないんだ。

「ムリなものはムリなんだよ。ぼくは今から秘密基地を楽しむんだから、ほらあっちいって!」
「ね!!イイじゃん!」
「う…!」

ずずいとにじりよるモモカちゃん。
ほんのりいい香りがする……。
それになにか、いやな予感もした。
警戒して思わず後ずさりをすると――

ズルンっ。
「わっ」

落ちていたダンボールの切れ端に滑り、ぼくはまぬけにも尻もちをついてしまった。
秘密基地の中へころんと倒れ込む。
「いてて……」
――上を向く。
水玉模様のパンツが短いスカートからちらりと覗かせているのがみえる。
その更に上をみると、じっとこちらを見つめてくるモモカちゃんがいた。

「ふふ~ん…………」
「う……」

にんまりと蠱惑的な表情でみつめるモモカちゃんにドキッとする。
パンツ見たのバレたかな……。
後ろめたさに視線をそらそうとするけど、どういうわけか目が離せない。その吸い込まれそうな瞳に心の奥まで見透かされていくようで、のがれることができない。
なんかやばいかも……。
ひ、ひとまず基地の中に逃げ……

「くれないならぁ……イタズラしちゃうぞ~♡」
「わ、くるなあっ……うわぁ!」
「ぱくんっ♡」

――気づいたときには手遅れだった。
キャミソールがぼくの頭の上からするすると音を立てて覆いかぶさっていく。
最初にモモカちゃんのお腹が顔に近づいてきて、そのあと視界が真っ暗になり怖くてとっさに目をつぶる。
次に目を開けたその時――

汗にまみれた胸が鼻先に触れている。
何も知らないぼくは、息を吸ってしまった。

“むわわわぁぁぁぁ~~~ん♡♡♡♡♡♡”

「むごっ?!ン……オ゛ォォォォ♡♡♡♡」
「男の子はみんなこれでイチコロだよー♡
 たくさん吸ってびゅるびゅるしようねーー♡♡」

モモカちゃんの服の中は、むせかえるような甘い匂いで満たされていた。
夏真っ盛りのこの時期、公園の隅が木陰になっていてもココに来るまでにはカンカンに照りつける太陽の下を歩いてきたわけで、数分もすれば誰もが汗を噴き出してしまう。
健康的な身体つきのモモカちゃんからは透明な汁が今もどぷどぷ分泌されていて、その一粒一粒がぼくを狂わせる強烈なフェロモンとして、鼻腔からおもいきり吸引されていった。
気の遠くなる匂いにカラダがひたすら悶絶を繰り返した。

「モモカの汗スゴイでしょ~♡この香り、嗅ぐのクセになってやめられなくなった人がたくさんいるんだ♡ヤマナカ君と一緒のクラスにも、モモカに魅了されていいなりになってる子がいるんだよ♡嗅がせてくれるならモモカのシテほしいこと、なんでもやってくれるんだって~~♡♡
このまま耐えられなくて堕ちるまで、ギュウ~ってしててあげる♡好きなだけえっちなフェロモン吸おうね♡余計なことは考えずにぃ……頭の中をトロットロに溶かして♡♡モモカのいうことなんでもきける便利なマゾどれ~君になっちゃおうね~~♡♡♡♡」
「ふが、ふごぉ…ふごおおおお!!!♡♡♡」

声がぼんやり遠くで聞こえて、よく聞き取れない。
肺を侵した匂いは血管を通して全身をかけめぐり、頭のてっぺんから足の先まで全身を痺れさせた。余計な感覚や思考はなくなっていき、目の前のモモカちゃんから発せられる快楽にだけ敏感に反応するようになっていく。
ぼくがダメにされていく。
モモカちゃんの汗の海に溺れていく。
脳が揺さぶられて真っ白になっていった。

「大丈夫だよ♡カラダを楽にしてぇ…モモカに溺れちゃお♡我慢なんてできるわけないんだから♡この香り吸って♡吸って♡だすもの出してスッキリ♡ぜんぶ委ねて楽になろ♡モモカに操られて依存しちゃお♡
コ・コ♡擦り合わせるとみんなすぐ出しちゃうから♡出させてあげるね♡ぷに穴こすこす、むにむにぃー♡」

“むにゅ♡むに♡むに♡くにゅ♡にゅむ♡むに♡むに♡”

「あぁっ!あっあ♡」

モモカちゃんの腰が艶めかしく動き出す。
ぶにぶにとした膣が竿に擦りつけられ、感じる部分だけを的確にこねくりまわす。射精に追い込むための鋭い腰使いで、パンツごしの縦スジの触感が肉棒を捕食しようとうごめきまわる。
それは既に匂いで限界だった体にとどめを刺す、十分な引き金になった。

「モモカでイっていいよ♡出していいよ♡白くてきたないせーえき♡ほら……だせ……だせ♡♡だせ♡♡モモカに匂いに負けた証♡びゅびゅびゅ~~って情けなく出しちゃえ♡お漏らしせーえきびゅびゅびゅ♡♡びゅるるるるるぅぅぅ~~~♡♡♡♡♡」
「あ゛ぃぃ……イ゛グぅ♡♡♡」

びゅっびゅる!!びゅるるるぅぅぅ~~~!!!

なにがなんだかわからないまま射精まで導かれていた。人生で一番の快感を一気に流し込まれたカラダは我慢なんてしようともせず、ひたすら気持ちよくなるために射精を受けいれ、びゅうびゅうとイキ狂うように発射しつづけた。

「あ~あ、出しちゃったぁ♡
ここ公園なのに、イケないんだ~~♡♡」
「うう……ふぅ…ぷぁ……っ」

ようやく服の上から、顔を出してもらえた――。
やっと新鮮な空気を味わうことができたものの、射精したせいで力がうまく入らない。ぼくの体は依然として、蒸れ蒸れのキャミソールとモモカちゃんのカラダに挟まれたまま身動きができず、そこから抜け出すことができなかった。
それに――
イったのにまだ勃起が治まっていない。


「ねぇ~~~~ちょうだぁい♡ひ・み・つ・き・ち♡
他の人には内緒にしててあげるからさぁ~♡」

「うう……でもぼく、まだこれで遊んでないのに……」

「いいじゃん~代わりにモモカと遊べるんだよ……♡さっきのでイったら気持ちよかったでしょ??もしモモカに秘密基地をくれたらぁ……好きなときに何度だって味わえちゃうのに♡」

「さっきのが、な、何度も……はぁはぁ……」

えっちな妄想で頭が埋め尽くされていく。
再びモモカちゃん一色に染まる。

――秘密基地の中はとても狭い。
こんな場所でくんずほぐれつ、激しく動けばダラダラとしたたり落ちる汗はますます勢いを増す。息を荒くした二人の汗で地面に敷いたダンボールは湿ってゆがみ、基地内はモモカちゃんから発生する香りに溶け落ちていた。

「そう……だから想像してみて♡
 毎日毎日モモカでぴゅっぴゅ♡
 昼でも夜でもぴゅっぴゅっぴゅ♡
 モモカと会うたびきもちーの♡
 好きなだけ味わい放題なんだよ♡
 そんなの幸せすぎるでしょ?
 だからこんなおうち、いらないよね♡
 モモカの方がずっと、大事だよね♡
 ほら♡
 キミはモモカと秘密基地、どっちをとるの??
 秘密基地を守るヒーロー君♡」

“とん♡とん♡とん♡とん♡とん♡
 とん♡とん♡とん♡とん♡とん♡とん♡”

「…わ…わぁあ……」
「きもちーね♡とけちゃうね♡」

イったばかりの一物が再び刺激される。
腰の上に跨ったモモカちゃんが、ぴょんぴょんと跳ねて恥部を打ちつけてくるせいで股間へ血液が巡り、ぎんぎんに膨れあがっていった。

「あれーw なんだろーこれー!
 なんだろーー♪ なんだろーなー♪」

「はぁう……だ、だめだよぉ……っ」

「ねーねー♡なにがだめなのー???
ヤマナカ君、これなにー???
ねぇ~~、ナニーー??♡♡♡♡♡」

“とん♡とん♡とんとん♡とんっ♡とん♡
 とん♡とんっ♡♡とん♡♡とんとん♡とんとん♡♡”

「ア…へあっ、あ♡あ♡♡しゅご……♡♡♡♡」

不規則にみえる腰使いの刺激は、全てよわい部分だけに集中している。射精を促すための的確なモモカちゃんの肢体の動きに、ぼくはただ翻弄されてよがるしかない。
未知の快感になすすべもなくされるがまま、我慢なんてとてもできなかった。

「ほらだせ♡♡だせ♡♡だせ♡♡
モモカのぷにぷにおまんこの感触でちんちん操られて、せーしだしちゃえ♡♡」

にゅ♡にゅぷ♡にゅ♡にゅる♡にゅりゅ♡にゅぷる♡

縦スジの間に挟まれたちんちんが前後に擦られる。

「だめ、またでちゃうううぅぅぅ…っ!!」

カラダが強制的に射精の準備をする。
出すこと以外に考えられない。
ぼくは流されるままに限界を迎えた。

ドビュルル!!!ビュリュルリュルルルゥゥ~~!!!!!
ビュッビュ!!ビュリュルゥウゥゥ!!!!

「あ~あ♡またしゃせーしちゃった♡ヤマナカ君がどんどん、モモカなしじゃまともでいられなくなっちゃうね♡」
「え…………?」
「さっきも言ったけど、この匂い嗅いじゃったら、他じゃもうもの足りないよ♡なんどもなんども出さなきゃいけなくなっちゃう♡モモカのフェロモンに屈服した記憶がいつまでもカラダに残って、またこの快感を貪るためにモモカに会いたくてたまらなくなるの♡ヤマナカ君ももうあと戻りできなだろうから♡これからはモモカのことばっかり考えて過ごそうね♡」
「う、うそだそんなの……」

「今日はこの辺にしとこっか♪」

キャミソールの中から解放される。
ぼくの服はモモカちゃんの汗でぐっちょりと濡れそぼっていた。

「また明日くるからね♡」

モモカちゃんはそう言うと、どこかへ去っていった。
ひとまずは秘密基地を守ったんだろうか。
このあとしばらく動けず、じっと余韻に浸っていた。

――――――。









――翌日。

朝から秘密基地の中で、ぼくは何もせず寝転がっていた。
本当は秘密基地を更にかっこよく飾りつけしたり、中でマンガやゲームを楽しむつもりだったけど、まったく手がつかない。やる気が起きない。
昨日のことが忘れられず、ただ悶々とモモカちゃんを待ち続ける。

昨日の夜もずっとオナニーをしていて何も手が付かなかった。嗅ぐだけで脳が犯される香り、股間に擦りつけられたパンツごしのとろとろな膣の感触……頭の中をずっとぐるぐる回るモモカちゃんで、何度イってもムラムラが治まらなかった。
いますぐモモカちゃんに会いたい――。
明日も来るっていってたからきっとここで待っていればくるはずだよね……。

――けど、モモカちゃんは来ない。
1時間、2時間……お昼になってもモモカちゃんは現れなかった。
8時間経ち……夕方になり、日も暮れようとしている。
もう辺りが暗くなりはじめた頃――……




「…うぅきてぇ~……なんでこないのぉ」
「だれが~?」

顔を上げるとモモカちゃんがいた。

「……ヤマナカ君♡ な~にしてるの♡」

待ちに待った声に心が躍りだす。
今日一日でぼくの価値観はひっくり返され、秘密基地なんてもう、モモカちゃんを待つための場所でしかなくなっていた。

「……あぁ!!モモカちゃん!!!……ぼくが…ぼくが間違ってました!!!この秘密基地はモモカちゃんのものです!!好きにしてください!!!モモカちゃんのモノです!!もうずっと我慢してておかしくなりそうです!!……だから……だからはやく、匂いを嗅がせてぇ!!!!」

「ぶくす♡……いいよぉ~~♡♡」

シュルリと蛇のように絡みつき、モモカちゃんの肢体が丸呑みするように覆いかぶさる。
跨られたぼくは再びキャミソールに包み込まれ、昨日と同じ体勢にされた。
時刻が夕方で気温も涼しく、家からでたばかりのはずなのに、モモカちゃんの肌からはとめどなく汗が流れ落ちていた。

“むぅわわわぁあぁ~~~ん♡♡♡♡♡♡”

「……ぁ゛ぅあ……ぁぁああっっ♡♡♡」

「もうこれなしじゃ生きてけないもんね~♡かわいそ~なヤマナカくん♡」

数日ぶりの食事にありつけたかのような心地で無心にむしゃぶりつく。吸うだけで細胞の一つ一つが快感の悦びをあげる。重なり合った肌からはフェロモンの汗が浸透していき、そこから全身が敏感になっていった。

「しゅこしゅここ~~♡」
「あぁわわっ…わ…っ」
「こうされると気持ちいいんだよね~♡モモカのぷにぷにおまんこの感触、たっぷり味わってね♡」

ふわふわのおま〇こに玉も竿もないまぜにしてかき混ぜられる。
自分で触っただけではけっして味わえなかった感触に、イチモツはいうことを聞かずぐんぐんと大きくなっていき、腰が勝手に動き出してしまう。

「モモカのおうちってあそこに見えるマンションの3階なんだぁ。ベランダからだとこの秘密基地の様子って丸見えなんだよ♡だからヤマナカ君が今日一日ず~っとモモカのこと待ちながらオナニーしてたのも、ぜんぶ見えてたんだよ~♡おかしかったなぁ~~w」

「そ、んなぁ……ひどいよぉ……♡」

恥ずかしくてたまらない。
でもそれ以上に目の前の快楽に無我夢中で、その恥ずかしさすらも興奮剤に成り果てていた。




「そんなにモモカのこと想っててくれてたなんてうれしーな♡
モモカ、ヤマナカ君だぁ~いすき♡」

「え?……あ……」

「すきすきすき♡♡だぁ~いすき♡♡♡
世界でいちばんだぁ~いすき♡♡だよ♡♡」

「あぁ、あっ、あっ…♡……あへへぇ♡♡」

耳元でモモカちゃんが囁くごとに脳がトロける。
すきというたびに胸がきゅんきゅんと締めつけられていき、この日のために生まれてきたんだとすら思えてきてしまう。
ぼくの心は完全にモモカちゃんに奪われていた。

「すきすきー♡すきすきー♡しこしこー♡
すきすきー♡すきすきすきー♡しこしこー♡」

“しこしこしこしこしこしこしこ♡♡♡♡”

モモカちゃんが後ろに回した手で、ちんちんが撫でまわされている。
すぼまった手のくぼみで玉をこねられ、細い指先で鬼頭をくりくりとイジられ、ふいに全体を鷲づかみにしたかとおもえばがむしゃらにシゴかれる。イチモツをイジめぬくことに慣れきったその手つきは、簡単にぼくを最大限の快感へと導いた。

「ぼ、ぼくもモモカちゃんのことすきぃ~~~!だぁいすきぃぃぃぃ!!♡♡♡」

「ぷくす……♡ うれしーな♡
じゃあだいすきなモモカにぃ、あげなきゃいけない大切なモノ♡あるよね??♡♡奪われるのは秘密基地だけじゃないんだよ♡モモカが欲しいモノ、何でもちょーだい♡♡」

「うんっあげりゅ♡欲しいのなんでもあげるぅぅぅ♡♡♡♡」

「やったぁ♡それじゃあ今日はぁ……モモカの全身の感触♡たぁ~くさん覚えて、きもちーきもちーして帰ろうねぇ~~~♡♡♡
ほ~ら……ぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぐにぃぃ~~~~~♡♡♡」

「はぁぁああああ!!ぎもち゛ぃ゛ぃぃ!!♡♡」

ふにふにの柔らかい肌がいやらしく擦りつけられる。胸、乳首、おなか、二の腕、膣、太もも……モモカちゃんの気持ちいい部分が一斉に襲い掛かり、捕食されていく。獲物を残りカスになるまで搾りつくそうとするような加減の効いていない動きにカラダが保つはずもなく、あとは射精するしかなかった。

「は~い♡敗北マゾ射精までぇ……3…2…1…」

「ゼロ♡♡ゼロ♡♡ゼロ♡♡ゼロ♡♡
びゅっ♡♡びゅっびゅ~~~♡♡♡びゅるるるる~~~う♡♡♡♡」

ズビュ!ビュル!!ドビュルルルゥゥゥ~~!!
ビュルル!ビュルリュリュルルルゥゥ~~!!!!!



――――――――――――――――



―――――…………………



――……









――1週間後。

あれから毎日公園の秘密基地へ行ったけど、いつもモモカちゃんがいて、中へ入らせてもらえなかった。

朝に行っても、夕方に行っても、モモカちゃんはいた。
秘密基地の中を覗くといつも、寝そべっているモモカちゃんが片手でお菓子を食べながらスマホでゲームをしている。
もちろん今日もだった。

「あ、いらっしゃ~い」
友達の家でくつろぐように、すっかり秘密基地に馴染んだ姿をみせるモモカちゃん。
秘密基地の中は狭いから、モモカちゃんの足だけが入口から外へはみ出ていた。

「こ、これ……頼まれていたものです……っ」

ビニール袋をモモカちゃんに渡す。
中にはぼくのおこずかいで買ったお菓子とジュースの補充分が入っていた。

「ありがと~。そこ置いといてー」
「はぃぃ………」

こちらに顔も向けず、かわりに脚をバタつかせて返事をする。

「…………あ、あの……ごほう、び……」
「…ん~」

おずおずと近づくと……
モモカちゃんの脚がぼくのお腹までせり上がってきた。

“スルスルスルゥ~~♡”

「えへへへ~~。つーかまーえたっ♡」
「……あぁ……きたぁ……っ♪」

ズボンの中へ両足が差し込まれ、潜り込んでいき、股間がモモカちゃんの足の裏でがっちりとキャッチされる。
――そのまま容赦なくシゴきたおされた。

「え~い、ごしごしごしごしごしごしごしごしごしごし♡♡♡♡」
「わぁぁぁああああ!!!!?!?!?」

ちんちんがもの凄い勢いでシェイクされる。
それと同時にぼくの脳天には電流が走る。

「ふぁあ、すごいぃ……すごいぃぃ……っ!!」

「ヤマナカ君はな~んにも考えなくていい♡モモカの言うことにただうんってうなづけばいいだけ♡それだけでこんなに気持ちよくしてもらえるんだから幸せでしょ♡ほら、ヤマナカ君の作った大事な秘密基地♡今は誰のモノなんだっけ??♡♡」

「は、はぃぃぃ……モモカさまっ…!秘密基地はモモカさまのものでしゅうぅぅぅ!!!!!ぼくはモモカさまになんでも貢ぐまぞどれーでしゅうぅぅ!!!…イ、イくぅぅっ!!」

「ぷくす♡勘違い射精♡敗北まぞおもらしでイっちゃえ~~~♡♡♡
ご~しごしごしごしごしごしごしごし~~~♡♡♡♡♡」

「ん゛んん゛ん゛ん゛~~~!!!」

「びゅびゅびゅびゅびゅびゅびゅ~~~♡♡♡
びゅるるるるるぅぅぅぅ~~~~~♡♡♡♡♡♡」

ぶびゅるるるるぅぅぅぅるうううう!!!!!!!

秘密基地の入り口に勢いよく発射した。
壁面にべったりとついた精液が地面に垂れていく。

「っわぁ汚な~~。あとで掃除しといてね♡
それと、お菓子やジュースもいいけど、そろそろあきたし、これからはヤマナカ君のおこずかいをそのまま持ってきてよ♡そのほうがモモカも好きなもの買えるしぃ~♪おねがいね♡」

「は、はひゃい……」















――――――
……秘密基地は今もモモカちゃんに占領されたまま。
このままだと自由研究の作品として使えない。
毎日通って取り戻す必要があるんだ。
これからも、ここへ来ないといけない……。

あ、あくまで……秘密基地を取り戻すためにだけど。

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催眠暗示で射精が止まらなくなる小説【R18小説】【サンプル】

ふと気づくと、うちのクラスでまともに受験へ向けて取り組んでいるのは――僕だけだった。
受験シーズンのこの時期。
クラスの話題は、日雇いのアルバイトとか、ネットで稼ぐ方法だとか、お金の話ばかり。
受験の話なんて誰もしていない。どういうわけか、みんな、躍起になってお金を稼ごうとしていた。
この異常に今日まで気づかなかった自分にも驚いたけど、最近の僕は勉強のことばかりで、周囲との関わりも薄れていたから――
周りが見えてなかったと思う。
とはいえ、進学校にあるまじきクラスの様子に動揺してしまったけど、僕自身の受験とは関係ない。これまで学んだことを無駄にしないためにも、僕はいままで通り勉学に勤しむべきだ。
人生にはやり直しがない。
何のとりえもない僕は、せめて勉強だけでもと、この三年間を受験へ捧げてきた。
クラスメイトが何をしようと自由だし、それで僕の目標が変わるわけじゃない。
受験に専念するんだ……。
    
     #1

――放課後。
学校の図書室。
閉館時間の午後五時までは、ここで宿題を済ませて帰宅することにしている。
ここは静かで集中できる。
本当は宿題よりも、受験勉強をしたいけど、ルールだから仕方がない。
すぐに終わらせて帰ろう。
席につき宿題を広げた、その時――
ガララ――
誰かがドアを開けた。
「ん……」
入口の方を覗く。
そこにいたのは生徒だった。
僕は図書室の一番端の席にいたから、遠くてよくは見えない。だけど、制服っぽいスカートが見えたし、たぶん女子生徒だろう。
彼女はドアを静かに閉めるとそのまま、受付のカウンター席にまわり、座った。
図書委員か――。
僕がここへ来た時、誰もいなかったから変だと思ったけど、用事でも済ませてたんだろう。
入室者の正体もわかったし、宿題宿題……。

――カチ、カチ、カチ――
室内の時計の針、グラウンドの運動部の掛け声、体育館での合唱練習の綺麗な歌唱――落ちる夕日に合わせて届く遠くからの音に、どこか感傷的になりながらも、それに浸る暇はないと自分に言い聞かせ、広げたノートに目を見開く。
僕は、集中力にはいくらかの自信があるつもりだ。だけど、今日に限っては、うまく集中できない。
原因はなんとなくわかった。
――彼女の視線を感じる。
視力の悪い僕は、遠くの方がぼんやりとしかみえないけど、こちらを見ているのははっきりとわかる。さきほど図書室に入室してから彼女は、受付席に座ったきり、動いていない。
まっすぐ一点を綺麗な姿勢で、微動だにせずこっちをみつめる彼女の姿は、少し怖かった。
集中できない……。

「なにしてるの♡」
「ひゃ、ひゃいっ!?」
突然、背後から呼びかけられて声がうわずる。
さっきまで受付にいたはず――なのに、彼女はいつの間にか僕の背後にまで迫っていて……驚きのあまり席から飛び上がった。
「私のこと、わかる?」
「え、えっと……すみません」
見覚えがない。
「え~ひどいなぁ、同じクラスなのに」
同じクラス……?
それなら覚えているはずだ。
女子とはほとんど話さないけど、顔を見れば流石にわかる。それでも、彼女にはやっぱり、見覚えがなかった。
「素直になれば――楽になるのに」
小声のつぶやきはよく聞き取れない。
――それにしても。
よくよく近くでみるとわかる。
彼女はかなりの美人だ。
ブロンドの髪は、この図書室からは少し浮いて見えるけど鮮やかで、綺麗な姿勢は品が良く、穏やかな表情には奥ゆかしさを感じる。
彼女を見ていると、心がどこかへ吸い込まれていくようで、この身を全て預けたくなってしまうような――そんな気さえした。
「ね、コレ、試してみない?」
「え、うん……いいけど……」
宿題をしないといけないのに、彼女に見蕩れてボーッとした頭は、つい二つ返事をしてしまった。ただ、顔を忘れていた引け目もあったから、少しだけ話に付き合うことにした。
「催眠アプリっていってね、少し前にクラスで流行ってたんだよ……磯崎君は知らないか♡」
「そんなの流行ってたっけ……」
というか、僕の名前を知っているってことはやっぱり同じクラスなのかな……。
「ヒーリング効果があってね、受験勉強にも役立つみたいだよ。磯崎君」
そう言って彼女はスマホを取り出すと、催眠アプリを起動させた。
「ほら、みてみて♡」
グイっと突き付けられたスマホ画面からは、赤と黒のわっかが交互に広がっていくのがみえる。それと同時に、波打つような効果音がループ再生されていた。

ヴぅぅぅぅん――
ヴぅぅぅぅん――

変なアプリ……。
正直、くだらないと思った。
ただ、この催眠アプリというものにはどこか既視感がある。関わってはいけないような――
「私、ずっとみてたよ。キミが一生懸命頑張ってるとこ♡」
「え?」
「たまには休んでいいんだよ。厳しい現実ばかり見てたら息が詰まっていつか壊れちゃう。だからそのまえに――」

「さぁ、息を吸って……」
肺へ酸素が送られてくる。
同時に、彼女の香りも。

「吐いて……」
言われるままに吐きでていく。
自分の意思ではないように――









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黒髪少女に公園で搾取される話【R18小説】

「もう仕事やめたい……」
僕は公園のベンチでうつむいていた。

――飲食店勤務の僕は今日、仕事で失敗をしてしまって上司にこっぴどく叱られた。そのせいで「今日はもう店ヒマだし上がっていいよ」と半ば厄介払いのように早上がりさせられてしまう。平日の真っ昼間、家族にどう言い訳すればいいのかもわからず家にも帰れない。居場所のない僕はあてもなく外をふらついていた。

この小さな公園はさっき見つけて、通勤に使っている駅から自宅までの間にあった。……通勤経路から少し外れた場所だったからいままで気づかなかったけど、腰を下ろして時間を潰すにはちょうどいい場所だから、ここで時間を潰すことにした。

日はだんだんと西に傾き公園が赤く染まっていく。郊外の住宅地には騒音がほとんどなく、袋小路の道に面しているのもあり、人通りもなかった。ーーもう何時間くらいこうしているだろう。ただ、時間だけが過ぎていった。



とん、とんとん――さく。

公園に誰かが踏み入る音がする。

僕が公園に入ってから最初の入園者だ。夕日が眩しくて姿が良く見えないけど、影の大きさからして子供だろう。公園なんだから子供が来ることもある。心傷した今の僕には、挨拶の一言すらしんどかった。だから、このままベンチでうつむいたままやり過ごすことにした。そのうちいなくなるだろう、と。

……やることもないので、なんとなく横目で動向を追ってみる。砂場で何かしているようだ。ザクザクと砂を掘り返す音がする。あんな猫の額ほどしかない砂場で一体なにをしているんだろうか。砂場といえば山とか川を作ったり、遊び方は様々だけど、ひとりで遊んで楽しいのかな。そもそも夕方の公園にひとりでやってきて子供が遊ぶものなんだろうか。

しばらく経って、砂の音が鳴り止む。
もう帰るのかな……そんな僕の思いとは裏腹に、鳴りだした土を踏み歩く小さい足音は次第に音量を増していく。やがて長く伸びる影が、うつむく僕の足元にぬるりと入り込み、ぴたりと止まった。
――――――。

「おにーさん、ひとり?」

声がして、重たい顔をあげてみると
目の前には小さな女の子が立っていた。

艶のある黒髪を腰下まで伸ばした端正な面持ちの少女で、さながら日本人形のようだった。身にまとう白のキャミソールは生地がとても薄くて、色白の素肌がうっすらと透けて見え隠れする。薄紅色の小さな口元にはうっすらと笑みが浮かんでいた。

僕は思わず驚きを隠せず、表情に出してしまう。少女が綺麗だったのもあるけど、その妖異な雰囲気がどこか非日常的で、異質な存在であることを感じたからだ。こんな少女を僕は見たことがない。逆光に照され怪しく輝く肢体は、不思議な魅力に包まれているようで目が釘付けになる。
僕は思わず生唾を飲んだ。

「あいりもひとりだよ。
 お兄さん、あいりとあそんでみる?」

「……………!」

ボーッとしていた頭を横に振り、冷静に状況を確認する。
まず保護者はいないのか……公園の周囲を見渡してみるが、それらしき人はいない。
そもそも人っ子一人いなかった。

もしかして僕は、なにかの事件に巻き込まれそうになってないか。
平日の日も暮れるこの時間、辺ぴな公園にそう人はこないだろうけど、ならこの子は一人で遊びにきただけなのだろうか。だとすると碌に遊具もないこの公園で、一人で遊んで楽しいだろうか。よっぽどの変わった子なのだろうか。誰かをここで待ってるのだろうか。色々な想像をするけど厄介ごとに巻き込まれたくないし、正直あまり関わりたくないな……でも、この子のことがなぜか気になってしまう。

「あいりちゃん……親御さんは……?
 こんな時間に出歩くとあぶないよ?」

「? ??」

……歳は12か13くらいにみえる。

気になるけど、こんな小さな子と一緒にいると最悪、僕が不審者と間違われる。
なにより今は、他人のことにかまっている心の余裕がなかった。
しかたない、家に帰るか…。
僕はベンチから重い腰を持ち上げる。
じ~っとこちらを見つめてくる少女の視線を尻目に、その場を後にしようとした。
そのとき……

「あ、だめだよー。まって!」

すれ違う瞬間だった―――。
ふいに少女が近づいたかと思うと、
急に後ろから強く抱きしめられた。

「ぎゅむぅ~ッ♡♡♡」

「ふぁ……っ!」

右腕をやわらかい胸の感触がふにっと襲い、少女の初々しい肉体を否が応にも味わってしまう。気持ちいい……だけどそれ以上に、長い髪からほのかに香る嗅いだことのない匂い……。この匂いに一瞬、全ての意識を持っていかれたような気がした。シャンプーとも汗とも違う……嗅いだことのない不可解な匂いが――。

「……くす♡
 ねぇ……あいりとあそぼーよぉ……」

……シュルル♡

「え!あっぅ」

オネダリをするように股間をズボン越しに逆手で撫でてくる。
直接電流を流されたかのような刺激に、全身が上下に跳ねあがった。
みるみると劣情がこみ上げていき、
オスとしての本能が掻き出されていく。

「お兄さん、お顔まっかだよ。
 あいりに興奮してる……ほらぁ♡」

「い、いやそ、んな、こと…ひぅっ!」

抵抗しようとすると少女の指がぐりぐりと股間を押しつぶして動けなくされる。陰嚢と竿とを丸ごと鷲掴みにするその手から強烈な快感が流し込まれる。僕のカラダごと掌握されて支配されるようだ。

未知の快感に口がうまく回らない。
倒錯的な刺激に頭は酔いしれていった。

「えっちなきもちになっちゃったね♡
 ねえ……もっとされてみたくない?」

「…………あ」

股間を撫でまわしていた手が離れる。
柔らかい身体も離れていった。
下半身に集まった血流が元に戻る。

……僕の胸に残っていたのは、
満たされないもどかしさだった。

「……………」

少女は獲物を狩る眼をしていた。

「その大きく膨らんで苦しそうにしてるの、治したかったらソコのおトイレにおいでよ。一番奥の個室で待ってるから。もし来てくれたらあいりがスゴいこと、してあげる。……先に行って待ってるね」

僕に見せつけるように手でシゴくようなマネをしてみせると、少女は公園のトイレの中へと姿を消した。



――うぅ……。

精神的に参っているとはいえ、僕だって一介の社会人。今この公園で、さっきの少女と事に及ぶのがまずいことくらい当然わかるし、こうやって本来勤務中の時間に公園にいるだけでも罪悪感に苛まれるほど、真面目さだけが取り得だといえる僕だ。

世間にバレたら相応の処分が下されるだろう。子供に手を出して捕まるなんてもってのほかだし、倫理的に勿論やってはいけない。

このままこの場を離れよう――
そうするべきだ。

……なのになぜか、身体は思ったように動こうとしない。幼い見た目にもかかわらず、不思議な色気を放つ少女の肢体、そこから発する淫靡な香り。今もまだ残る右腕と股間からの感触……。それらが頭の中に強く焼き付いて離れなかった。

もう一度少女に会ってみたい。
トイレに行くと待っているのだろうか。
少女の言う「スゴいこと」が……。
一体なにをしてくれるんだろう……。

……そうだ。ここはひとつ、大人として、まっとうな社会人として「こういうことしちゃダメだよ」と、少女の前でわかりやすく教えてあげるべきではないだろうか。子供というのは善悪の区別がまだつかず、一度味を占めると悪い事であっても何度も繰り返しやってしまうものだ。そんなとき、親が見ていないなら、保護者がいないなら、その場にいる大人が注意してあげるのが道理というものだろう。そういった行いからやさしい社会は築かれていくと、僕はおもう。

だからちょっとだけトイレに行こう。
しっかり大人として、注意するため。
注意してすぐ帰ればきっと大丈夫……。
大丈夫なはずだ……。



「いらっしゃい♡
 よくきたね♡」

トイレの個室を開けると、
中にはさっきの少女が立っていた。

公園での行為を思いだして胸が高鳴るが、ゆっくりと呼吸を落ちつかせ少女に話しかける。

「あいりちゃん、よく聞いて。
 こういうことはよくな……」

第一声を言い終わる間もなかった。

少女がニコリと笑うと……

「ふううぅうぅぅぅ~……♡♡♡」

「あ、あっ……ああぁっ!」

―――顔に甘く息をひと吹き。
ふいうちなせいでもろに嗅いでしまう。
少女の体温がのったその吐息は芳しく、
いい匂いがして……ピンク色、だった。
僕のカラダは明らかな異常を訴えだす。

「今度はまともに吸っちゃったね♡
 お兄さんも、もうだめかな……♡」

ただの吐息じゃない。
ピンク色をした粒子のせいだろう。
視界がボヤけてきてなんだかおかしい。
体が異物の侵入に警鐘を鳴らしている。
動悸がしだいに激しくなっていき、
身体の奥からふつふつとこみあげる。
この感じは―――

「気持ちいいでしょ♡ あいりの息…」

ふと――目の前にいる少女の顔をみる。
すると、胸の奥がキツく締め付けられるような感覚に陥った。
身体の内から欲望が湧き出てくる。
勝手に下半身がそそり返る。
僕は少女が愛しくて堪らなくなっていた。

「溜まってるんでしょ。ここ…… 
 くるしそうだよ。 ほら、だして」

しゅるるっ

「あ、だ、あ、ッ……」

ズボンを脱がされそうになって、抵抗しようとするが頭がくらくらしていて力が入らない。それでもなんとか少女の腕を抑えつけて動きを止めようとすると、男根をごしごしと扱かれ無力化されてしまう。

「はーい、ぬぎぬぎしようねぇ~」

慣れた手つきでズボンを脱がされ、
すぐに怒張した一物が晒けだされた。

「いーっぱいしゃぶってあげるねぇ♡
 あいりのお口すごいよ……あぁんむ」

少女はしゃがみこみ、勃起した肉茎を
小さな口へと運び、頬張った。

ちゅっ、れぇる……じゅぶる♡
んぢゅぅ…じゅぶ、ぢゅっうぅぅ♡♡

「ぢぇんぅ~…しぼぃとってあげぅ…
 がはんひなくても……いいはらね~」

「あ、あぁ、あぁ…………っ」

てらてらとピンク色に発行する少女の舌が艶めかしく這いずりまわる。陰茎の根元、裏筋から亀頭の先まで容赦なく動き回る淫口に余すことなく蹂躙され、弱い所もそうでない所も全てなぶりとられていく。脳を直接なめ溶かされているような感覚に理性は溶かされ、僕はよがることしかできなかった。

―――淫液のすすぎ洗う音が
無人のトイレに響き渡る。

ぢゅる、んぢゅるるぅうぅ……
じゅるぅ、じゅぶ、じゅぶる……

僕はなにをしてるんだ。
こんなコトをしてはいけない。
すぐに止めなければいけない。
脳がずっと警鐘を鳴らしている。

うぢゅ、ぢゅぶるぅ♡♡
ぢゅるるるううぅうぅぅ♡♡♡

だけど、
身体が快感を貪るのを止められない。
股間を搔き回している快楽に抗えない。

少女の舌にねぶり回され、
腰を引こうとする意思すら吸い取られていくようだ。

「ぷあっ…………
 ほぉら……もうこんなになった♡」

口元とペニスの間に粘液が糸を引く。
少女の口内に色づくピンクがうつり、竿はピンク色に染まっていた。
僕は、いままで見たことのない大きさでそそりたつ自分のイチモツをみて、驚愕した。

「さあ、お兄さんはこれをぉ…、
 どーしてほしいのかなぁ~?」

そんなの答えは決まっている。
この少女はそれをわかっていながら聞いているんだ。

「は、はやく続きを……イカせて……」

「コレくれたらこのつづき、
 してあげてもいいよ♡」

指でわっかを作っている。
おかねのサインだ。

「え、おかね……?」

突然現実に引き戻されたようだ。
おかねって、そんな。

「えっと、ちなみに、いくら……?」

「お財布の中の、ぜんぶ♡」

ぢゅぶっ、ぢゅぅぶる♡

「そんな……む、むりだよ……」

――ちゅぽん♡

「ならここでおしまい」

……愛おしい温かみが離れていく。
下に視線を向けると、分泌液やよだれで滑るイチモツが物欲しそうに脈動している。さきほどまで流れ込んできていた極上の快感も、今ではすっかりと消えてしまっていた。
……陰嚢に添えられた左手を除いて。

こね……もみ……

少女の左手が静かにうごめき、
陰嚢がゆっくりと転がされ弄ばれる。

「お兄さんもったいないな~」

「え……?」

「今を逃したら一生後悔して過ごすことになるよ。それだけあいりのこと嗅いで、こんなに気持ちいいこと味わっちゃうともう、普通のオナニーじゃ満足できないから。この匂い嗅ぐと男の子も女の子もみ~んな快楽の虜になって、あいりなしじゃ生きられなくなっちゃってるんだよ♡」

少女が囁くだけでも脳が痺れる。
危険な状態であることを改めて認識するが、少女の声と、陰嚢に添えられる指先によって理性はかき乱され、思考がまともに働かない。もっと竿の方も刺激してほしい。恋しさが胸を締めつけ広がっていく。

「いやなことなんてぜぇ~んぶ忘れてぇ……ここで出しちゃった方が得だと思わない?」

にゅるむ……にゅぅ……

「っ、…………あ、あ………」

「おチンチンに聞いてみるね♡
 亀頭をこうやって……カリカリ♡」

「ほらぁ♡さきっちょみてみて♡
 こんなによだれ垂らして喜んでるよ♡
 おチンチンはまだしたいみたい♡」

「お漏らししたみたいになってるこのおチンチン、どうにかしたいでしょ?」

だめだ。
やっちゃだめだ。
これはだめだ。
なんでだめなんだ。
なにがだめなんだ。
なにをしちゃだめなんだっけ。

「ん~~……
 くれないなら、あいりもういくね」

「まって!だ、だす、だすよ!
 これあげるからぁ……っ!」

理性はすでに飛び去っていた。
僕はカバンから一心不乱に財布を取り出し、財布ごと少女に投げ出す。

「じゃあ……もらうね」

一瞬真顔になり、
少女は冷静に、それを受け取った。

――――ここがどこなのか、自分が今なにを失ったのか、なにもわからない。さっきまで考えていた色々なことも、今後のことも、全てがどうでもよく思えた。いまはただ、世界が閉じていくようなこの感覚に心が浸っていくことが……最高に気持ちいいんだ。



「それじゃあイっちゃおっか♡」

少女は両手を花のつぼみのような形にする。その10本のすぼまった指の、先端にできた小さな穴。肉棒はその穴の中に飲み込まれていった。

「あいりのきつきつおててまんこだよ♡
 これでおちんちんたべてあげる~♡」

ぢゅる……ずりゅりゅりゅりゅる♡♡

「あぁすごいぃ……すごいよぉ……」

細い指に男性器が蹂躙される。
縦に挿入された十本の指は、それぞれが別の意思をもったように竿の表面をうごめき回り、イチモツの弱い部分もそうでない部分も的確に緩急をつけて責め立ててきた。

さっき口でされた後でピンクに染まった肉棒は限界まで敏感になっていて、すぐに絶頂へと追い詰められていく。もはや、僕の意思ではどうにもならなかった。

「で、でちゃう、でちゃう…っ」

「ぜんぶ受け止めてあげるね♡」

少女の顔が近づき、視界を埋め尽くす。
僕の口の中に柔らかい肉唇が侵入した。

ぢゅる、ぢゅるるううぅぅ♡♡♡

「ん、ん、んぐ―――」

「ひぃよぉ……ぜんぶらしれぇ……♡」

少女の口内は甘く蕩けるようだった。
口の中がピンクの唾液に浸される。
キスをされると股間に意識が集中した。
両手からはなおも刺激は送られ続ける。

こんなの耐えられる快感じゃない。
なすすべもなく身体は限界を迎えた。

どぴゅ、どぴゅるるるぅぅっ!

「あーあ、いっぱい出しちゃった♡」

射精した直後にもかかわらず、男根は出す前と変わらない大きさをしていた。

「まだまだたくさんできるね♡」

ただひたすらに性を貪りつくしたい。
なにもかも搾りつくされたい。

「あいりね、この辺でいつも、うかない顔したおとなのひとを狙って誘惑してるの。あいりみたいなちっちゃな子、お兄さんくらいの歳の人ってみんなだいすきでしょ。心が弱ってるお兄さんみたいな人は魅了しやすいんだ。このままあいりの魅力で虜にしてあげる。だからもう、お兄さんは何も考えなくていいよ……。ただ快楽だけを感じていればいいの……。あいりとず~っと、気持ちよくなっていようね……」

しゅるぅ、しゅるむ、しゅぅしゅぅ
しゅこしゅこっ、しゅこっしゅこ♡

「あ、それすっ、すご……ぃ………
 でちゃう……またでちゃうよぉ……」

「いいよ、なんどだしても……♡
 あいりがうけとめてあげる♡
 ほらだして♡ だして♡
 だして♡
 しゅこ♡しゅこしゅこ♡
 しゅこしゅこ♡しゅこ♡
 ぴゅぴゅ、ぴゅ♡
 ぴゅっぴゅーーー♡」

びゅぅ――びゅるびゅるるぅうっ!

言葉で射精を促されるだけで、
精子が勝手に尿道から出ていく。

それでも、もう二回もだしたのに、
一物はまったく衰えていなかった。

「もっともっとぴゅっぴゅしようね♡」

出しても出しても勃起は収まらず、
なんどでも射精してしまう。

僕はもう、少女の操り人形だった。

…何度も、気を失うまで搾られ続けた。







―――あれからどれだけたっただろう。

あとで知った話だけど、この町にはネットで有名な心霊スポットがある。少女の霊が夜な夜な男を襲い魅了。いちど魅了された男は少女に夢中で心奪われたようになり、その後はあらゆるものを貢ぐ、少女の傀儡になってしまうらしい。……その心霊スポットが丁度、あの公園だった。

初めて知った時は背筋に寒気がしたけど、彼女が本当にその霊かなんて、すぐにどうでもよくなった。

いつのまにか登録されている携帯の連絡先からは、彼女のえっちな動画や画像が毎日のように送られてくる。そのたびにオナニーしてしまうけど、それだけでは抜くことができない。彼女との一件以来、僕の体は自分の手ではけっしてイケなくなっていた。彼女に直接してもらわなければ射精できない……これはかなり不便なことなのかもしれない。

だけど、僕は別にそれがイヤだとは思わない。自慰の代わりに幸せな時を過ごすことができるようになった。全ての事を忘れさせてくれる甘美なひとときを、僕は手に入れたんだ。

ピロン♪

携帯にメッセージが届く。

『したいよね。おいで♡』

続けて動画が送信される。
手でわっかを作り、それを口元で上下に艶めかしく揺らす動画だった。

……身体が熱くなる。
彼女の肢体や甘い吐息を思い出す。
頭の中が彼女のこと一色になっていく。
会いたい。
はやくまた会いたい。
彼女に会いたい。あいたい。アイタイ。

「行かなきゃ……あいりちゃんの所へ」

僕は今日も公園に通う――――。

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