「おはようごらいまふぅ……♥ ぼうけんひゃはまぁ……♥」
……最後の村、二日目。
朝起きて布団をめくると……えりなちゃんが男根を咥えていた。
「おいひぃれふぅ♥ おひんぽ♥ おひんぽ♥ いっはいおひんぽ♥ んっ♥ ぐじゅぶ♥ じゅぶ♥ えろれろれろれろぉ~~~~……♥ じゅっぷ♥ じゅっぷ♥ じゅっぷ♥ じゅっぷ♥」
「ぁぁ、ッ……とけるぅ……♪」
子供がキャンディを舐めているように、美味しそうに肉棒を咀嚼するえりなちゃん。紅潮した頬からは、咥えた棒の形が内側から浮き出て見えた。腔内をぞりぞりと這う感触に亀頭は震え、その刺激は頭の先まで届くのにそう時間はかからない。
「イきます?イっちゃいますぅ?ロリサキュバスの小さなお口で容赦なくフェラ責められて、びゅくびゅく精子だしちゃいますぅ?じゅぽりゅるぅ♥ じゅぷっ♥ じゅぷるっ♥ じゅぷぷっ♥」
「うん! イク!イクよ。えりなちゃん♡」
「そうですか♥ ならストップです♥」
「…………え?」
肉棒から口マンコが遠のき、刺激が薄らぐ。
「朝のご奉仕サービス……4000Gになります♥ 先に言ってなくてごめんなさい♥ お射精せずにここで止めるならお支払は結構ですよ♥ おちんぽ我慢できるならですけどぉ……どうしますかぁ……?♥」
ベッドのシーツはえりなちゃんの唾液や、鈴口から出るカウパーで水浸し。その上にはひくひくと射精寸前の肉棒が汁にまみれ、今か今かとフィニッシュを待ち侘びている。……だけど、俺の今の所持金はそう多くない。帰路のために少しは持っておく必要もある。それに、こんなことをしている場合じゃないというのもあって……。
「い、や……俺、金はあまりなくて……」
俺の返事に、えりなちゃんはニコリと笑い返す。
「お金があるかではありません♥ このサービスにお支払いしたいかです♥ お金とせーしをえりなに絞られる気持ちよさ、覚えてますよね♥ 昨日みたいな快感、今日はお口で味わってみませんか? サキュバスの淫液がた~っぷり含まれた腔内で果てると、天にも昇る快楽ですよ♥ レロレロォ……♥ チュッ♥ チュッ♥」
亀頭の先端を鳥のようについばむ小さな口。この口に精液を吸い取ってもらえる。そんな予感を目の前にして、途中で止めるなんてできるはずがない。
「あっ!払う!払うからぁ……っ!
はやくっ。入れて!入れて!!」
「ふふふ……♥ いい……れすよぉ……あぁんむ♥」
再び快感の渦へと飲み込まれていく。
しかし、限界寸前だった肉棒はもう我慢がきかなかった。
「はふぅ♥ はして♥ だしてくらさぁい……♥ こゆぅ~いほうけんひゃはまのぉ……へーひ♥ えりなのおくひにどぷどふはひれぇ……♥ おもらひしてぇ♥ ぐっぽ♥ ぐっぽ♥ ぐっぽ♥ ぐっぽ♥ ぐっぽ♥」
「ひ、イク!イクぅ!!!」
“びゅく!びゅるるぅ!びゅるるる~~!!!!”
射精している間も小さな口は離れない。腔内へと垂れ流した大量の精液はごくごくと喉を通っていき、えりなちゃんはそのまますべてを飲み干した。
「けぷ……♥ とっても、おいしかったです♥」
「……………」
……手についた精子すらも舌で綺麗になめとっている。小さな身体からは想像もできないその艶美な仕草に、底知れない恐ろしさを感じた。
――――《残り所持金1000G》。
……最後の村、三日目。
「今日こそ魔王をたおさないと……」
早朝。まだ日も昇らない時刻。
いまなら見つからず宿の外へ出られるかもと、1階のロビーに降りる。しかし宿主はいた。窓からみえる魔王城を眺めている少女が、薄暗いロビーの中心にひとり、なにをするわけでもなく佇んでいた。
「あ♥」
少女は俺の姿に気づくと笑顔を向けてくる。窓日に薄く照らされ、全身がぎりぎり視認できた。
ノースリーブのワンピースから覗かせる白い肌がほんのりと赤らいでみえる。細くて薄い小さなカラダは深海を泳ぐ魚のように神秘的なシルエットを映しだしており、この世ならざるものにみえた。
「冒険者さまぁ~…♥」
“ふぁッ~……”
「え、わぁっ!」
いつのまにか後ろに回り込んでいた少女は勢いよく背中にのしかかってきた。突然のことでバランスを崩し、俺は両手をカウンターテーブルに突いてしまう。
(やわらかいし……なんかいい匂い……)
「冒険者さまの背中、あったかいです~♥」
背中に感じた小さな胸の感触、肌は色白の見た目とは裏腹に暖かく、少し汗ばんでいた。ここ数日、浴びるほど嗅いだ淫靡な香りが鼻をくすぐる。一晩寝て落ち着いたはずの性欲は、瞬く間に昂っていった。
「えりなの匂いに興奮しましたか?♥ えりなのカラダがクセになりましたか?♥ えりなに欲情しておちんぽ勃っちゃった、えっちなことだいすきな冒険者さん♥ いいんですよ♥ 今日もえりなとたのしんじゃいましょう♥ 」
指先で竿の裏筋をなぞられる。人差し指と中指を先端を互い違いに這わされた恥部はたちまち血流がよくなっていった。
「ち、ちょっと!だめ、もうだめだから……」
「え~~♥ …だめ、ですよぉ~♥」
“しこしこしこしこしこしこしこ♥♥♥”
「うぅ!?あぁあぁぁああっ!!?!」
露出した男根をえりなちゃんの細い十指が一斉にシゴきあげる。
履いていたはずのズボンとパンツはいつの間にか消え、隠すものがなくなった股間には甘美な刺激が襲い掛かった。
「まってえりなちゃん、俺はもうこれ以上で、あ、あぁ!……あぅっ」
「長い旅の疲れを癒すためにえりなのカラダ、たくさん感じてくださいね♥」
「ダメっ。タメなのにぃ!……ぁ!!」
「いいんですよ♥ 出してください♥ ここで出したら気持ちよくて堪んないですよ♥ 後先なんて考えず出しちゃいましょう♥ びゅくびゅく~ってえりなのおててに吐きだして♥ ほ~ら、しこしこはやくなってきましたよ~♥ もう我慢できないよ~っておちんぽ震えてます♥ しこしこしこしこしこしこしこ♥♥♥♥♥♥」
えりなちゃんの手の動きが更に早くなる。
ガマン汁で滑りの良くなった肉棒は瞬く間に限界を超えてしまった。
「お漏らし射精ぴゅっぴゅぴゅぅうー♥♥
えっちなおしるびゅるるぅぅ~~♥♥♥」
“びゅる!!びゅくくぅううぅ!!!びゅるるる!!!”
快感のあまり、その場で崩れ落ちる。力及ばず仰向けになって呆然と天井を眺める俺を、えりなちゃんは淫靡な表情で見下ろしていた。
「俺は、もう、こんなこと、を……」
「冒険者さま♥ ……喉、渇いてませんか……?」
えりなちゃんは口をつぐみ両手で覆い隠す。
グチュ…グチュ…とかき混ざる音がする。
音の出どころは隠した口内からだった。
「お口、あーんってしてくださぁい……♥」
「あぁ………ぇあ」
小さな口腔から液体が滴り落ちる。
唾液……のはずだけど、それなら無色でないとおかしい。
白とピンクの二色の渦は混ざり合わないまま怪しく発光し、危険性のあるものであると薄暗いロビーでもうっすらと知覚した。
(これ、飲んだらヤバやつじゃ……)
薄れゆく意識のなかでわずかに残った理性が飲むことを拒むが、体に力が入らないせいで近づく不審な液体を口の中に含まざるを得なかった。
“ゴク………ゴクンっ”
(……………………?)
……身体に、特に異常はみられない。
宿の窓から見える魔王城は紫に怪しく発光している。
――――《残り所持金????G》。
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