爆乳ロリ星へ拉致された俺は、あらゆる実験を通してヒーローエナジーを搾取され続けた。
成人型から幼児型までの様々な体型のメルリちゃんに代わるがわるパイズリされたり、謎の液体に浸されて感度を何倍にも上げられたまま放置されたり、100人近くのメルリちゃんがひしめき合う大きな釜の中に突き落とされるようなこともあった。
意識が消え、戻るとまた実験が再開する……おおよそ人の扱いをされているとは思えない毎日は、日を追うごとに衰えることもなく延々と俺を快楽の渦中で廻し続けた。
ブレイドブルー……青司も俺を助けようとして捕まったらしい。この星に来て会ったことはないが、おそらくどこかで実験体として扱われているのだろう。
――いつのまにか意識が戻っていた。
頭に装着されたヘルメットを取り外すと、内部の淀んだ空気から解放された。
俺はまず自分が正気であることを確認した。
周りを見ると檻の中。
物音ひとつしていなかった。
立ち上がろうとすると、自分の体重すら支えられず体がしなだれる。
地面に四肢をついた俺は、ここでようやく現状を理解した。
(もう、どうしようもないのか……)
ふと、檻の扉をみる。
もしや――鍵が…かかっていない??
扉を前にそっと押してみる。
するとキィッと静かに音を立てて開いた。
(もしかして逃げられる……?)
残る力を振り絞り、俺は意を決して立ち上がった。
ここから出よう。
せめて青司だけでも助けて……ここから脱出するんだ……。
「……誰もいない」
狭く一直線に続く廊下を進む。
搾精アンドロイドの実験施設であることは間違いないはずだが、これだけ人がいないのは妙だ。
「お出掛けですか?」
後ろから声がする。
館内は薄暗くて姿はよく見えない。
だけど、聞きなれた声だからわかる。
……メルリちゃんだった。
「…………くるな…っ」
『パイズリセックスでマゾ射精』
「!?」
声を聴くと同時に頭で映像が勝手に再生される。
その中で俺は、メルリちゃんにパイズリされていた。
「ちんちんむにぃって挟み込まれて食べられちゃったね♡ おっぱいサンドイッチで今日もたくさんぴゅっぴゅしちゃおうね♡ マゾだからこうやってちんちんから無理やり精子コキ出されるの堪んないんでしょ♡ ロリボディにJカップのおっぱいなんて他では絶対味わえませんよ♡
あ♡ あ♡ イクイク♡
でちゃう♡ でちゃうぅぅぅ♡♡♡
ぴゅっぴゅっぴゅ~~~♡♡♡♡♡♡
びゅるるぅぅ~~~♡♡♡♡♡♡」
“どぷっ!どぷどぷ!どぷぷぷ――”
何も触れずに射精した。
「……防犯用に奴隷には、特定の言葉で快感を想起させるよう刷り込んであります。あなたは“パイズリセックスでマゾ射精”と言われるたびに、私との気持ちいいパイズリプレイを思い起こして強制射精に導かれるんですよ♡ 」
俺は完全に調教し、開発されきっていたことを思い知る。
「たくさんパイズリしてあげましたよね♡ おちんちん溶けちゃうほどバチュン♡ バチュン♡ 何度も何度も精子コキ捨てて♡ きもちよ~くおっぱいで果てましたよね♡ 多い時は数百人もの私に囲まれて、フェロモンのむせ返るおっぱいだらけのなかで好きなだけ吐精して快楽を貪りましたよね♡ そんなことをしておいてまさか無事だとも思っていないでしょう♡ レッド君の体は既に度重なる調教によって自身の意思では抗えないほどの快感を植えつけられています♡ 人形が勝手に動いてはいけませんよ♡ ほら♡」
「パイズリしてあげるからおいで♡」
――逃げようとした俺がばかだった。
逃げられるわけがなかったんだ。
メルリちゃんからは……。
正面、両脇の壁の隠し扉、テレポート……続々と搾精アンドロイドのメルリちゃんが集まってきた。
静かで暗く冷たい廊下は淫靡なピンク色に発光し、メルリちゃんの匂いで充満していく。視界が肌色で覆われ情欲を掻き立てる肢体が視覚を犯す。
俺はもうただ巨乳に挿入することだけを考えた。
適当に一番近いメルリちゃんのおっぱいへ、イチモツをおもいきり突っ込んだ。
“ズッチュ♡ズッチュ♡ズッチュ♡ズッチュ♡ズッチュ♡”
「ぁあ!…あぁぁぁああぁぁ♥♥♥ ぃぃ♥
と、とけるぅぅうぅうぅぅぅ♥♥♥♥♥」
これまで何度も味わった乳の感触なのに快感は新鮮で、水を得た魚のようにカラダは悦び跳ねた。一心不乱にちんこを出し入れしてばかみたいに快楽を貪った。
おっぱい気持ちいい。
おっぱい最高!
もっと……もっと!
もっともっと! 擦りつけなきゃ――
「くすっ♡ もうあなたは普通の生活には戻れません♡ 私のおっぱいがないと性欲も満足に処理できない、情けな~いロリコンマゾのおっぱい奴隷に成り下がっているんです♡
レッド君にまだ逃げる意思があるか試してみましたが、まさか本当に脱走するとは思いませんでした。ここでの生活は不満でしたか?おっぱい、気持ちよくなかったですか?もうすこし下半身に素直にならないとダメですよ♡ 地球に帰るよりもここでおっぱい沈んで暮らすほうがずっと幸せだってこと♡ あなたならもうわかりますよね♡ おちんちん曝け出しておっぱいに突っ込むだけの生活♡ 私と一緒に送りましょうね♡」
股間に肉壁の感触が伝わる。
たくさんのメルリちゃんのどれかの膣へ挿入されたんだ。無限に増えるメルリちゃんに埋もれて自分の下半身が見えないが、先端に子宮の入り口がぐにぐにとあたるのを感じた。
メルリちゃんに心を支配されるのはとても心地よかった。
できそうだからと思わず脱走を試みたが、このままここにとどまった方がいいに決まってるじゃないか。だってこんなに気持ちいいんだから……。
「あなたたち地球人は脆弱なクセに理性を信用しがちですね♡ もっと本能に従って生きればとっても楽しくて気持ちがいいのに♡ 私がその辺もこれからじっくり調教してあげますね♡
はいぴゅっぴゅ♡ ぴゅっぴゅ~~♡♡
敗北マゾミルク♡ だしちゃおうね~♡」
“どぴゅ!どぴゅるるる!!びゅるぅぅ!!!!”
もう俺の中に逃げ出したいというキモチは消えていた。
――――――……………
「今日からここで暮らしてもらいます」
そう言って収容された部屋には、幼児の姿をしたメルリちゃんが12人ほどいた。
「育児なんて俺はできない」と言ったけど、「あなたは何もせずそこにいるだけでいい」とだけ言われた。
――巨大なモニターには地球が映されている。
この星の技術で作られた天体望遠鏡には数億光年先……遠く離れた地球の様子もリアルタイムで観測することができ、現在もそれがモニターに反映されていた。
俺のヒーローエナジーを使って生み出された兵達は、近隣の星から順次戦力として投入され、目覚ましい活躍みせているらしい。以前メルリちゃんが地球を訪問した際に、豊富な資源にも目をつけられていて近い将来、地球侵略の予定も立っているようだ。
これ以上俺にはなにもできない。
でも――
正直いって地球に未練はなくなっていた。
物理的距離は地球に対しての想いも切り離し、遠距離恋愛のように愛着は薄れていった。あれだけ必死になって守った地球も、今ではひとつの惑星にすぎなかった。
俺は一回地球を救ったんだ。充分すぎるぐらい地球には貢献している。地球への侵略者はまあ、次世代のヒーローが何とかしてくれるだろう。
もういいよな……。
裸のメルリちゃん達が四つん這いで寄ってきている。
この子たちになにをされるかは想像に難くない。
俺はモニターの地球を眺めながら
――そっと目を閉じた。
【END 2】
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